ノンフィールドRPG企画「Elven Curse」
- プロローグテキスト - あなたは村一番の狩人。 王都にほど近い森でこの度、 国一番の狩人を決する大会が開かれると聞きつけ、 遠路はるばるこの地へとやってきた。 大会開催の儀に参加し、 意気揚々と森へ分け入ったのが昨日。 そして最初の野宿を終えて目を覚ますや、 あなたは奇妙なことに気が付く。 誰もいないのだ。 あるのは野営の跡だけで、国中から集った大勢の狩人たちが、 大会の進行を管理、監視するための国の衛兵たちが、 どこを探してみても、ただの一人として見当たらない。 下手に動き回るのは却って危険だと判断し、 しばらくその場に留まってはみたものの、 どれだけ待っても誰一人として姿を現す気配はない。 たまらず歩き出して、やはりすぐさま、次の異変に気付く。 はて、この奇妙な枝ぶりをした木は、 先程も見掛けたばかりではなかっただろうか? 森に入った出発点に戻ろうと北を目指していたはずだが、 まさか同じ場所に辿り着いてしまったのか? 狩人としては別に誇るべきことでもないが、 弓の腕前同様、自分の方向感覚には絶対の自信がある。 その自分が森の中で迷うなど、 これはもはや怪異と呼ぶ他ない事態だ。 行くも留まるも同じ。ならば・・・。 恐慌に陥りかける自分を必死に抑え込み、 それでもあなたは、再び森の中を歩き始めるのだった・・・。 - 「ElvenCurse」とは? - とあるクオーターエルフの助力を借りつつ、 一人の「狩人」として呪われた森からの脱出を目指すノンフィールドRPG。 拠点メニューを除き、最大でも僅か3つのボタンのみで進行する 超シンプルなコマンド選択式のゲームです。 - キャラクタークリエイション - マニュアルでのカスタマイズは出来ませんが、 リロールによって好きなだけステータスの振り直しが可能。 レベルアップ時のステータス上昇率は本画面でのみ参照可能であり、 ゲーム開始後は確認できません。 プレイ中、帰還アイテムである 「護符」の所持数が2個を下回っている状態で 主人公の生命力がゼロとなると、 当該キャラクターはロストします。 - 行商のクオーターエルフ「フォリア」 - 主人公が森の中で出会う少年(?)。 子供の容姿ではあるがクオーターエルフを自称し、 主人公よりも年上だと主張する。 荒事には一切、関わらないが、 森の古精霊達の力を借りることで主人公の脱出行を陰